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持続可能な社会の実現に向けて

事業戦略とマテリアリティの実践を通したサステナビリティ戦略を両輪で進めることで、事業を通した社会課題の解決に努め、持続可能な社会の形成に寄与してまいります。

サステナビリティ戦略の全体像

サステナビリティ戦略

4つの柱

ニッポンハムグループは、「食べる喜び」を企業理念の一つとして掲げています。この理念は、食を通してもたらされる「おいしさの感動」と「健康の喜び」を表し、私たちはこれらを人々の幸せな生活の基盤と考えています。

創業以来、私たちは体の1/5を構成する重要な栄養素であるたんぱく質を、肉、魚、乳製品などを通して供給してきました。
しかし、世界的な人口増加や気候変動の影響により、将来的には食料需要が供給を上回る可能性が指摘されています。特に、体にとって不可欠なたんぱく質の不足が懸念される中、安定供給には多くの課題が存在します。

これらの課題に真摯に向き合い、持続可能なたんぱく質の供給を実現するために、4つの柱を基にしたサステナビリティ戦略を定めました。

私たちは事業活動を通して社会課題を解決し、人々の健やかな暮らしへの貢献と、生命の恵みを育む地球環境との調和を目指して挑戦し続けます。

1.食べる喜びの提供

体づくりに欠かせないたんぱく質を提供し続けるとともに、多様化するライフスタイルや価値観に応じて、美味しさの感動と健康の喜びをお届けします。

2.新たな価値の創出

当社の強みであるたんぱく質を柱に、自由な発想でさまざまなパートナーと共創し、新たな事業の創出に挑戦します。

3.地球環境の保全

たんぱく質の源である生命の恵みを育む地球環境を保全するため、サプライチェーンにおける環境負荷を低減します。

4.レジリエントな事業基盤の強化

社会の変化に迅速かつ柔軟に対応し、たんぱく質の提供に加えて畜産業特有の課題に取り組み、事業の持続的成長と社会的責任の実現を目指します。

マテリアリティ

ニッポンハムグループを取り巻く事業環境や社会情勢を踏まえつつ、中期経営計画2026の課題も考慮し、ステークホルダーの視点と自社視点の両面から重要と考えられる課題をマテリアリティとして特定し、活動を推進しています。

たんぱく質の安定調達・供給

畜産業が抱える課題に真摯に向きあい、人が生きる上で欠かせないたんぱく質を将来にわたり安定的に提供し続けます。

食を通した豊かな生活への貢献

世の中の変化を的確に捉えて、お客様の期待を超える商品やサービスを提供します。潜在的なニーズを掘り起こし、常識にとらわれない自由な発想で、新たな「食べる喜び」を創出します。

持続可能な地球環境への貢献

自然の恵みや生命の恵みに感謝するとともに、将来世代に豊かな地球環境をつないでいくために、サプライチェーンを通して環境課題の解決に向けて積極的に取り組みます。

新たな価値の創出

前例にとらわれず、さまざまなパートナーと共に、今までにない商品やサービス、体験など新たな価値を創出します。

挑戦する組織風土の醸成

多様な従業員一人ひとりが主体性を持ち、変革に向かって挑戦し続けることのできる組織風土を醸成します。

サステナビリティマネジメント