お肉を扱うときの衛生上の注意

生ものを扱うときに気を付けたいのが衛生面。お肉のおいしさを保つと同時に、安全・安心に気を配ることが大切です。ちょっとしたひと手間が、家族の健康を守ります。

お肉に触れる前は必ず手を洗う

もっとも大切なのは、手をしっかり洗うこと。手洗い用の石鹸や洗剤などで、爪の中や指の間もしっかり洗い流しましょう。

調理の途中でトイレに行ったりお子さんのオムツ交換をしたり、ペットに触ったりしたときも、必ず手を洗ってから調理に戻ります。

アクセサリーは外し、手のケガをチェック

指輪や時計などはすべて外します。

また手にケガをしている場合は、消毒済のビニール手袋等をして調理することをおすすめします。

雑菌がお肉に移らないよう、調理前にしっかり手をチェックしましょう。

包丁やまな板は肉・魚・野菜と使い分けるのがベスト

生の食材に直接触れるまな板と包丁は、食材によって使い分けることをおすすめします。

まな板は、表面と裏面で使い分けても良いでしょう。包丁は食材ごとの使いやすさも考え、それぞれに合ったものを使うようにしましょう。

調理の際は、生のお肉の汁がほかの食材や調理済の食品にかからないよう注意してください。

調理器具は洗剤で洗い熱湯消毒をする

生ものに使った調理器具は、洗剤でよく洗い流水でよくすすいだあと、熱湯をかけて乾燥させてから片付けます。熱湯の代わりに漂白剤に漬け込むのも効果的。漂白剤がないときは、酢やエタノールでも代用できます。キッチンスポンジはよくすすいで乾燥させます。

調理器具は風通しの良いところに保管してください。