お肉は生鮮食品。ちょっとした選び方のポイントを知っていると、よりおいしくお肉料理を楽しむことができます。
お肉は時間が経つと「ドリップ」と呼ばれる肉汁が出てしまうので、ドリップの出ていないものを選びましょう。
種類別の選び方の目安は以下の通りです。
【牛肉】
表面に光沢があり脂肪の色が白色か乳白色で、赤身と脂身の境目がはっきりしているもの。
【豚肉】
肉の色が淡紅色でツヤがあり、脂肪の色が白色か乳白色で、赤身と脂身の境目がはっきりしているもの。
【鶏肉】
皮の毛穴が立っていて、にぶい光沢があるもの。
お肉が黒っぽく見える理由
カットしたばかりのお肉は、断面が暗赤色です。お肉は空気に触れることで発色し、赤味を帯びます。トレーの底の方のお肉が黒っぽく見えるのは、鮮度が古いわけではありません。お肉をカットしてすぐパックしているので、空気に触れず赤色になっていないためです。
お肉は買い物の一番最後に買い、少しでも早く冷蔵庫に入れるため寄り道せずに帰りましょう。
買ったお肉はビニール袋でしっかり包み、温かいものに触れないようにします。保冷剤や保冷バッグがあればベターです。