CSRの5つの重要課題の特定プロセス

ニッポンハムグループでは、2016年1月に、重点的に取り組みを推進する課題を特定しました。特定にあたっては、国際的な動向やイニシアティブ等の社会からの要請、ニッポンハムグループを取り巻く事業環境を踏まえつつ、ステークホルダーの視点と自社視点の両面から評価・検討を行いました。

STEP1

2015年
7月

評価対象項目抽出と初期スクリーニング

「DJSI」、「ISO26000」、「GRI」、「ニッポンハムグループ社会・環境レポート」、社史、他社の取り組み状況などを参考にして、社会課題から初期評価項目を抽出

  • 初期対象項目147項目について整理と簡易評価を行い、59項目を抽出
  • さらに整理・統合を行い、重要課題の候補となる30項目を抽出

STEP2

2015年
8~11月

アンケート、ヒアリングによるステークホルダーの意見集約

  • お客様、お取引先、株主・投資家、従業員へのアンケートを実施
  • 社外有識者、当社役員へのヒアリングを実施
  • 上記ご意見を踏まえ、重要課題案を設定
アンケート対象
お客様
  • 日本ハムファミリー会会員(63名)
  • お得意先(3社3名)
お取引先
  • お取引先(5社5名)
株主・投資家
  • 株主・アナリスト(5社6名)
従業員
  • 経営セミナーメンバー(14名)
  • グループ従業員(17名)
ヒアリング対象
社外(※)
  • 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会
    理事・環境委員長 大石 美奈子 氏
  • 株式会社 今治.夢スポーツ
    代表取締役 岡田 武史 氏
  • 株式会社 資源・食糧問題研究所
    代表 柴田 明夫 氏
  • シンクタンク・ソフィアバンク
    代表 藤沢 久美 氏
  • 麗澤大学 大学院 経済研究科
    教授 髙 巌 氏
社内
  • 当社役員(7名)

※ヒアリング当時の役職を記載しています。

STEP3

2015年
12月~
2016年
1月

ステークホルダー・ダイアログの実施と「CSRの5つの重要課題」の確定

  • 重要課題案について、社外有識者と当社役員によるステークホルダー・ダイアログを実施
  • ステークホルダー・ダイアログのご意見を踏まえ「CSRの5つの重要課題」を特定
  • ガバナンス会議・取締役会にて、「CSRの5つの重要課題」を最終確定

評価と重要課題の特定

ニッポンハムグループが非常に重要と考える項目と外部のステークホルダーが非常に重要としている項目から、下記マップのとおり、重要課題項目を設定しました。そして、ステークホルダー・ダイアログによる社会視点での検証や、自社視点である経営層による検討を重ね、「CSRの5つの重要課題」を特定しました。

CSRの5つの重要課題概要

重要課題 基本的な考え方
安全・安心な食品づくり 「食べる喜び」をお届けする企業として、安全・安心のために品質を徹底的に追求することは基本です。また、より多くの皆様に安全・安心をお届けするため、食物アレルギーの取り組み、サプライチェーンの安全性などを追求していきます。
食とスポーツで心と体の元気を応援 食とスポーツを手掛ける企業として、食育活動、食文化の普及、スポーツの振興などを通して心と体の健康づくりに貢献しています。
従業員が生き生きと活躍できる職場 ニッポンハムグループは、「従業員が真の幸せと生き甲斐を求める場」となることを目指しています。
そのために、従業員の意識・能力開発、ワークライフバランス、ダイバーシティ、心と体の健康維持などに取り組みます。
将来世代の食の確保 世界的な人口増加や経済成長に伴い、食資源への需要は増加する一方、供給にはさまざまな制約があります。また、国内では、畜産業の衰退が懸念されています。将来世代の食を確保するため、食品原材料の持続可能性への対応、国内畜産業の振興などを推進していきます。
地球環境の保全 気候変動などの地球環境問題には、責任を持って取り組む必要があります。
サプライチェーンにおける温室効果ガスの排出量削減、エネルギー利用の効率化を進めると同時に廃棄物の発生抑制と削減に取り組みます。

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